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センター長挨拶

センター長

広島大学病院は平成29年4月に女性医師支援センターを設置いたしました。近年の医師国家試験合格者における女性の割合は30%を越え女性医師数が増加している一方、女性医師の中には結婚・妊娠・出産・育児・介護等、さまざまなライフイベントによって勤務環境が変化し、仕事の継続が難しくなる方もみられます。女性医師が無理なく医師としてのキャリアを継続していくためには、様々なサポートが必要です。広島県唯一の医育機関として、女性医師のストレスを最小限にしながら、安心して働き続けていただける環境を整備することは、医師不足が懸念されている広島県にとって、極めて重要な課題です。

広島大学病院女性医師支援センターでは、①働きやすく効率のよい職場環境の整備、②働き続けられる職場、③離職しても復帰しやすい職場、④女性医師のキャリア継続・活躍支援、を目的とし、女性医師の仕事と家庭の両立を目指した支援を行っています。もちろん、育児や介護は女性だけの役割ではないため、こうした支援は男性医師も対象となります。

当センターは、設置以降継続して厚生労働省の支援事業に申請・採択されております。基本となる活動・支援を継続しつつ、新たな種々の試みも毎年行ってまいりました。外部評価委員にも定期的に我々の活動に対する適格な審査を受けるとともに、今後のセンター活動に対してご助言やご意見をいただきながら、常に変化する社会情勢に合わせて支援を発展させられるよう努めています。

同じ問題や悩みを抱える女性医師が悩みを共有し、頼れる場、解決へと導かれる場所になることが女性医師支援センターの目指すところです。そのためにも現場からのご意見、ご要望が最も重要です。是非私たちに皆様からの声をお届けください。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

持続可能な支援事業とその発展から、ひとりでも多くの女性医師がキャリアを継続し、医師としての職務を最大限全うすることができるよう、関係機関が連携を図りながら女性医師支援に取り組みます。今後ともご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

副センター長

循環器内科医、子供2人、留学経験ありです。様々な医師の人生を少しだけでもサポートできればと思っています。

副センター長

スーパーウーマンにならないと女性医師として輝けない…今はそのような時代ではありません。くじけそうになることはみんなあるけれど、いつでも、どんな状況でも、みんな無理せず自分らしく輝けます。1人で頑張らなくてもいい、たくさんの仲間と縦に横に繋がって、みんなで大きく成長していく、そんな形を広島大学病院女性医師支援センターでもたくさん取り入れ、それぞれの目標に向かって素敵に輝くサポートをしていきたいと思います。

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