総参加人数は42 人(医学生13 人(男性2 人、女性11 人)、医師19 人、その他10 人)でした。 第1 部の蓮沼教授の講演では、女性医師が具体的にどのようなキャリアをたどる可能性があるのか、留学について の興味深い話、困難に向き合う姿勢などの話があり、参加者はキャリア・結婚・子育て・社会から期待される役割な ど多様な価値観を考える貴重な機会を持つことができました。 第2 部の座談会では、中国新聞社の記者おふたりにおいでいただき、中国新聞に連載された『お医者さんとどう向 き合う?女性医師の憂鬱』という記事の取材を通しておふたりが感じた、非医療者からみた医師の働き方や女性医師 のキャリア形成・継続についての問題提起・解決策の可能性について討論しました。医師という仕事の重要性と男女とも にライフイベントに対応していきながらキャリアを継続していくことの難しさについて改めて考えることができました。学生 にとっては、現在医療界が抱えている医師の働き方改革における問題に接する貴重な時間となりました。