11月18日(月)に本院及び関連病院,広島県健康福祉局,広島県医師会,広島市医師会,地域医療支援センターが参加し広仁会館にて開催されました。
当日は、議長をつとめる粟井センター長からの挨拶の後、石田副センター長から広島大学病院女性医師支援センターの取り組みや、男性医師と女性医師を対象としたアンケートの結果について報告がありました。
議長からは、本会議の役割について説明があり、育児中などで制約のある女性医師がキャリアを継続できるよう、また、短時間でも勤務できる女性医師を必要とする病院との医局人事以外でのマッチングについて依頼がありました。その後、関連病院と各診療科に事前に記入していただいたアンケートをもとに、短時間勤務の女性医師の受け入れ等について、活発な意見交換が行われました。
事前に大学の診療科及び教育関連病院からの要望を伺うことにより、それに対応する資料を事前に作成し会議当日に提示することで、協議内容を深めることができました。関連病院からは「短時間勤務に関しては、一律に時短というより個別対応しており、希望を言ってもらってそれに対応する方がうまくいくように思う。」といったご意見や、診療科からは「近年は関連病院にも柔軟に対応していただいており、働く方もめげずに勤務を継続して欲しい。みんなが納得できるシステムや選択肢ができればよいと思う。」といった意見がありました。今後の課題としては、短時間勤務の受け入れについて照会する際に、どのような勤務形態なら受け入れができるのか、どのような条件なら可能性があるかなど、より具体的な情報を収集しマッチングをすすめる必要性についてご指摘をいただきました。