総参加人数は40 人(医学生9 人、医師20 人、研修医1 人、その他10 人)であった。
今年度は、新型コロナ感染症の状況が落ち着いていたため、現地とオンラインのハイブリッドで開催した。オンラインを導入したことで、地域の医師だけでなく、遠隔地の医師など、より多くの方に聴講いただけた。内容は、“ 女性医師を支える人々” と題して二部構成でおこなった。第一部は、インタビュアーが、子を持つ女性医師のキャリア形成を保育の面からサポートしている保育サポーターの方々に、保育で支える側の思いや要望、保育の様子などについて伺った。第二部は、独立行政法人労働者健康安全機構中国労災病院の藤原先生に、女性医師や研修医が興味をもち、魅力を感じてもらえる病院作りについて、また働き方改革における取り組みについてのお話を伺った。また、初期研修中に出産した女性医師の研修期間等についての相談のために、チューター、メンターの制度を導入したこと、さらに女性事務職員のサポートも有益であることが話された。