11月8日(木)に本院及び関連病院,広島県健康福祉局,広島県医師会,広島市医師会,地域医療支援センターが参加し広仁会館にて開催されました。
当日は,議長をつとめる小林センター長からの挨拶の後,石田副センター長から広島大学病院女性医師支援センターの取り組みについて報告があり,広島県医師会の國田常任理事からは,保育サポーターバンク設立により女性医師へのサポートを開始する計画について報告がありました。
議長からは,本会議の役割について説明があり,育児中などで制約のある女性医師がキャリアを継続できるよう,また,短時間でも勤務できる女性医師を必要とする病院との医局人事以外でのマッチングについて依頼があった後,活発な意見交換が行われました。
広島県女性医師支援総合会議に先立ち大学の診療科及び教育関連病院からの要望を伺うことにより,それに対応する資料を事前に作成し会議当日に提示することで,協議内容を深めることができました。具体的には関連病院の保育を含む支援内容を一覧にすることから,個々の女性医師のニーズに沿った支援が可能となりました。また,本会議において新たなマッチングの可能性が明らかとなりました。今後の課題としては,各施設から子どもの急な病気の際の預け先について問題提起があり,広島県医師会の子育て支援事業「保育サポーターバンク」に期待する意見がありました。