総参加人数は39人(医学生13人、医師17人、研修医4人、その他5人)であった。
今年度は、新型コロナ感染症の状況が落ち着いていたため、現地とオンラインのハイブリッドで開催した。オンラインを導入したことで、地域の医師だけでなく、遠隔地の医師など、より多くの方に聴講いただけると同時に、演者もより広い地域からお集まりいただけ様々な話を拝聴することができた。内容は、”様々な選択“と題して、医師という仕事や診療科にとらわれずに様々な選択をされた先輩医師の経験談や、夫婦別姓についてのお話をいただき、様々なライフイベントに対応していきながらキャリアを継続していく際に無限の選択がある事を改めて認識する機会となった。学生にとっては、これからの長い人生において”選択“は様々な場面にあり、かつ、いつでも遅いということはないと知った、これまで全く疑問を抱いていなかったことを考えるきっかけとなった、等、参考になったと好評であった。
最近は女子学生・女性医師だけでなく継続して男子学生・男性医師の参加も得られ、男女ともに働き方改革や女性医師のキャリア継続に対する意識の向上を図る機会として少しずつ浸透してきたと思われる。今後さらに発展させていきたいと考えている。