平成27 年度の開始から、今年度で9 回目の開催となった。参加者は医師19 人、医学生23 人、その他2 名の計44 人となった。
今年度から新型コロナウイルス感染症流行以前の開催形態に戻した。お茶・コーヒーやケーキを飲食しながらの現地開催を行った。あらかじめ参加予定の学生から話を聞いてみたい、興味のある科や質問内容を収集し、なるべくそれに応えられるように対象の医師に積極的に声をかけた。はじめに、HUH(Hiroshima University Hospital)活躍支援助成を受けた2 名の医師から、研究内容や成果、子育てをしながら臨床・研究を行う工夫などの発表があり、様々な苦労がありながらも努力し、楽しく子育ても研究も行なっていることが話された。次に、広島大学病院女性研究者奨励賞を受賞された2 名の医師から、研究内容などの発表があり、学生も興味をもって耳を傾けていた。引き続いて茶話会とし、いくつかのグループにわかれ、それぞれのテーブルでの自由交流を行った。
参加した学生は皆、参加してよかったとの感想であったが、もっと多くの学生が参加してくれるように、内容の企画や広報については更なる検討が必要と思われた。事前に多くの学生から意見を聞き、多くの学生にとって有益な時間となるように次年度につなげていきたい。